【20111002】一般的な悟りのイメージ(7) 

おはようございます。
Noh Jesuです。

このメールマガジンでは、「和の産業」「悟りの産業」を実現するためのキーワードを、毎日発信しています。

「不生不滅を知り、身体から解放される幽体離脱、座脱立亡(立ったまま死ぬこと)が悟りである」というイメージがあります。

これは道教的な悟りで、常に呼吸に集中すれば、自分が身体から離れて移動できるトランスポーテーションの世界です。雲の上に乗ったり、髪の毛から分身を作ったりする奇跡が可能になる、いわば孫悟空のような世界です。

この悟りのイメージの限界は、身体は死んでも永遠に死なない自分が残ってしまうことです。これも真理ではなく、逆にエゴが溶けていないので輪廻を止めることはできません。

本来、自分と自分の宇宙をほどくことができるのも真理ですが、それもできていない状態なので思い込みで存在を存在させてしまうという限界があります。

次回は、「内面の平和」と「唯識論」をキーワードに、「悟り」の世界について書いていきます。

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