【20120512】 建前コミュニケーションが当たり前になった日本社会 

おはようございます。Noh Jesuです。

このメールマガジンでは、「和の産業」「悟りの産業」を実現するためのキーワードを、毎日発信しています。

先日から、宗教に対する日本独特の現象について、観術を活用して私なりに整理してお伝えしています。

まず日本社会は、宗教に限らず、様々な事柄に対する恐怖心を根深く持っていることを感じます。はじめは、原爆による戦争の敗北から生じている感覚なのかもしれないと思っていましたが、より本質を観た時に、日本独特の「建前コミュニケーション」からくる人間関係の構築文化が大きな影響を与えていることに気付きました。

日本では「思っていること」と「実際に口に出して言うこと」が、100%一致しない場合がとても多い(90%以上)ように感じます。もちろん、100%一致までいかなくとも、国によって60~70%くらいのことはあるでしょう。

しかし日本では、思っていることと全く正反対の表現、例えば、嫌いな相手や物事に対しても好意を示すといったことも平気でしてしまうような建前コミュニケーションが蔓延しています。

さらに、「その何が悪いの?」と思う人もたくさんいるくらい、建前が当たり前の社会になっています。

このように「思っていること」と「言うこと」が一致しない人たちの中にずっと身を置いて人間関係を構築していると、どのような問題が生まれてくるでしょうか?

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