【20201128】ニーチェ哲学と令和哲学の目指す先 第二期令和哲学カフェNo.127

おはようございます。ノ・ジェスです。

一昨日は第127回令和哲学カフェ
『ツァラトゥストラ』×哲学討論の
4日目が開催されました。

引き続き長岡美妃さんのファシリテートで
「ニーチェ哲学と令和哲学」をテーマに
プレゼンテーションがありましたが、
彼女は素晴らしい感性だと思います。
次はどんな話が出てくるのか、
毎回私も興味津々で聞いています。

今回は「人生に明日という日がないとしたら
あなたは今、何をしますか?」
というディスカッションを通して
場全体が“個”から“集団”の意識へと
変容していく流れがありましたね。

人類歴史をプレートで整理する時に、
個人主義の次のプレートは、共同体主義です。
“共同体”というのは、体の人間が集まって
生活を共にするようなイメージではありません。

源泉的動き「1」の共通土台が
ないままの共同体では、
観点の問題が解決できないため
秩序をつくることが難しく、また、
AI登場による
無用者階級の問題も解決できません。

そのままの人類ではAIに統制され、
『鬼滅の刃』でいう、
鬼に夢の中で眠らされているのと
同じ状態になってしまいます。

今までの
全体主義の限界と個人主義の限界を超える、
今までにない共同体主義とは、
観点の問題を解決した人類による
細胞システムです。

ニーチェは100年以上前に
ビン鳥※の外に気づき
「神は死んだ」と宣言し
“超人”としての在り方を定言しました。
しかし現代でも
宗教の神の概念とそこから生まれる規定、
紛争の世界もいまだ根強いです。

「人間と人間の宇宙は実在しない」
ということが
明々白々に証明される教育革命によって、
神という概念を生み出す大前提が覆されます。
そこから超人が続々と誕生していくことで
世界は変わっていくでしょう。

私は、超人が集団で誕生する準備が
できているのが日本だと思っています。
歴史を変えるのは個人ではなく
集団の力の結集と生産です。
これからは心時代のモデルになる組織だけが
生き残る時代なのです。

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