【20210807】ヘーゲル哲学の正反合とは? 令和哲学カフェNo.290

おはようございます。ノ・ジェスです。

令和哲学カフェ第3期の
第6弾が始まりました。
期間テーマは
「今ここ最幸の遊び革命
~Recreate家族☆Recreate市民☆
Recreate国家☆Recreate宇宙へ~」
です。

今回は「令和哲学」をテーマに
ナビゲーター 善家圭さんによる
プレゼンテーションがありました。

ヘーゲルの弁証法では、モノ(事物)や
コト(命題)が「否定」を通じて、
新たな、より高次のモノやコトへと
再生成されるというプロセスを、
「正(テーゼ)」「反(アンチテーゼ)」
「合(ジンテーゼ)」という
言葉を用いて説明します。

ヘーゲルは、どのように正反合を
発見できるようになったのでしょうか?

人間の脳で、ボールペンをみたら
模様や形が固定されていると思い込みます。
しかし、100年後、1000年後、1億年後、
このままボールペンが
変化しないはずはありません。
ヘーゲルは、固定などはなく、
永遠に変化、運動、移動すると主張しました。

100円玉は、表があれば裏がついてくるように、
テーゼ(正)があれば、アンチテーゼ(反)
がついてくると言っています。
それは、つまり「存在する」があれば
必ず裏に「存在しない」があるということです。

令和哲学では、模様、形があるけれど、ない。
今この瞬間も、生まれたり消えたりしている
源泉動きだけがあると言っています。

令和哲学は、
ヘーゲルが主張する正反合を超えた、
1・間・点という
連続二段階の変化の仕組みを語っています。

来週も皆さんと一緒に
ヘーゲルの哲学について深めていけることを
楽しみにしています。

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