【20211219】自分大好き!!人が大好き!!完全学問のすゝめ 令和哲学カフェNo.372

おはようございます。ノ・ジェスです。

令和哲学カフェ第4期の第3弾
原田卓さんがファシリテーターとして
「自分大好き!!人が大好き!!
完全学問のすゝめ」を開催してきました。

最終日は、私も一緒に
質問道場を開催しました。

原田さんは、
フッサール、ハイデッガー、レヴィナスの
三人の哲学者を取り上げました。
この三人の哲学者は
「使用不可能性」で整理ができます。

フッサールはそもそもヨーロッパの学問は
「使用不可能」だとしました。
数学、物理学に限界を感じ、
新しい学問が必要だとし、そのキーワードが
現象学でいう「心の志向性」で
人間の志向性によって
すべての意味が生まれるとしました。
人間の主観的な心が入っていないことに
危機を感じたのがフッサールだったのです。

そこに対して、ハイデッガーは、
特別なときにのみ
志向性は生まれるとしました。
今までなかった外を取り入れるとき、
言い換えれば「使用不可能性」に
気が付いたときに外を取り入れられ、
人間の志向性、
つまり意味が生まれるとしました。

さらに、何のために存在するのかという
存在目的を強調するハイデッガーに対して
レヴィナスは、存在は
自分によって超えることとし、
歓待哲学を提唱しました。
存在は「使用不可能」、
自分があって、存在があっては有限ですから、
真理ではないのです。

この三人の哲学は本当に難しいので
取り入れること自体が
素晴らしい勇気だと思います。

世界ではスタグフレーションが
起きる可能性がありますが、
日本はその時、高度成長期になる
とイメージをしてみてください。
まさに、世界と日本は、
圧倒的な違いが生まれます。

これから日本は、明治維新のときよりも
さらに世界を驚かせる日本になるでしょう。

それは、教育経済で
日本の出番がくるということです。
アメリカと中国の
覇権戦争のような対決ではなく
脳と心の対決です。
脳を超える心の時代をつくることが
日本の仕事です。
世界基軸教育で、
悲惨・残酷・屈辱の終わりなき戦争を、
喜び・歓喜・尊厳に変えていきましょう。
偉大な勝負がはじまるのです。

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