【20230114】謙虚さとは何か 令和哲学カフェ No.622

おはようございます、ノ・ジェスです。

令和哲学カフェ6期テーマは
「アモールファティ ~集団武士道の進化~」
をテーマにお届けします。
5人の21世紀SAMURAIたちが、
各曜日を担当しながら
宮本武蔵、新渡戸稲造、坂本龍馬、
吉田松陰、山本常朝(葉隠)を深めています。

水曜日は荒牧明楽さんの担当で
坂本龍馬に影響を与えた
人物シリーズ3回目、松平春嶽でした。
幕末4賢候の1人であり、
わずか11歳で16代福井藩主となり、
幕末~明治時代をつくった人で、
明治の名付け親とも呼ばれています。

龍馬も春嶽と福井で出会い、
たくさんの支援を受けました。
春嶽の名言として、
「我に才略無く 我に奇無し。
常に衆言を聴きて 宜しきところに従ふ。
(私にはすぐれた才能も知恵もないし、
特別な力もない。ただ、常にみなの言葉に
よく耳を傾けて、その中で
良いと考えられる意見に従うまでだ。)」

「自ら反(かえり)みて縮(なお)からずんば
褐寛博(かつかんばく)と雖(いえど)も
吾懼(おそ)れざらんや。自ら反みて縮かれば 
千万人と雖も吾往いかん
(自らを顧みて正しくないと分かれば、
たとえ相手が取るに足らない者でも
私は恐れる。 しかし自らを顧みて
正しいと思うのであれば、
たとえ千万人の敵であろうと
私は恐れない。)」と残っています。

そこで今回は謙虚とは何か?
何をもって謙虚というのか?
というテーマでディスカッションをしました。

謙虚と似た言葉で謙遜があります。
謙虚は大傲慢になれるからこそ
謙虚になれるのです。
nTechでは真の強さ1つだけが実在する
と言っていますが、
武士道は一番強い相手を制圧できた時に
自分が真の強さそのものになって
大傲慢になります。そして、自分をゼロ化し、
集団・共同体の間のポジションを
自分よりも大事にします。

集団武士道の完成が忠義ですので、
体のエゴの自分ではなく、
集団・共同体の進化発展を優先するのです。

自分が全うしなければならない
ポジションを優先し、
どこまでをやるのか自ら動きを制約した範囲を
忠実にやり切りますが、
武士道ではこれが出来ないことが
死ぬことよりも恐怖なのです。

間のポジションを全う出来たのか、
体の「自分」よりはポジションの機能を
全うしていくのが謙虚ですが、
謙遜は自分を低くして相手を立たせるので、
これは真理ではありません。

最後に一句詠みます。
純度100 燃え上がる意思 夢叶う
日本文明のアモールファティ、
世界は必ず次元上昇すると確信しています。

現在、令和哲学カフェは
令和哲学チャンネルにて
アーカイブが1週間視聴可能になります。
ぜひお友達にもご紹介ください。

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