【20230619】朝鮮半島と反日教育 令和哲学カフェNo.728

おはようございます、ノ・ジェスです。

令和哲学カフェは4年目・7期に突入し
「日韓関係のアモール・ファティ!
日韓兄弟国家宣言でワンワールドになる」
を掲げ、デジタル認識技術による
日韓兄弟国家、
教育ビジョン同盟プロジェクト
をテーマに開催していきます。
6期で整理した明治維新から154年間の
歴史の流れに、
朝鮮の歴史を取り入れることで
日韓の関係性をリテラシーしていきます。

金曜日は長岡美妃さんが担当し
1991年から2023年までの韓国の歴史を
整理していきます。

今回は反日教育について深めました。
反日教育は近代化とも関係しています。
日本の近代化は大名たちが自ら
幕府時代を終わらせ天皇を中心にして
西洋の近代国家に負けない
共同体モデルをつくろうと
プライドをもっていました。
日本は、共同体への強烈な愛があります。

朝鮮半島の場合はこのようにはいかず、
日本が守る約束で統合し、
40年間ひとつになっていましたが
終戦で突然日本が朝鮮半島から
いなくなってしまいました。

日本の朝鮮総督府は撤退時に
半島の日本人の安全を
右派に託そうとしましたが
これから新しい国をつくるのに
日本から正当性を受けるのは
無理だと断られます。
代わりに左派が受け入れ、
全国組織を持ち警察権力も握ったのです。

日本の近代国家の作り方とは全く違い、
朝鮮の近代化は右派と左派が
対立している中で行われていきました。
その後朝鮮半島の南にはアメリカ軍人が、
北にはソ連軍が入りました。

アメリカ教育をうけた李承晩が
大統領になった時は
朝鮮の人はみんな日本人教育を受け
アイデンティティが日本人でした。
李承晩にはこの人たちを
どう朝鮮人のアイデンティティに
変えるのかという課題や
共産勢力から権力を
奪還しないとならない問題がありました。

共産主義と自由主義の
カオスの中で起きた済州島4.3事件は
非常に敏感に扱われています。
そして朝鮮戦争が起き、
李承晩が勝利して今の右派がいるのです。

『反日種族主義』を書いた李栄薫教授
(元・ソウル大教授、現・李承晩学堂校長)
のグループは客観的に歴史を調べていて、
反日にうんざりしていている人たちに
説得力を持って広がっています。
韓国では李承晩は
反日よりは反共のイメージが強いです。
李承晩は、日本の教育を受けた朝鮮人の
アイデンティティへの課題もありましたが
親日の人たちを迫害しませんでした。

一方北朝鮮では親日を殺害し、
民族の正当性は北朝鮮にある
と訴えています。
反日が強くなっているのは、
北朝鮮が思想の戦いに李承晩を否定し
反日が利用されているのです。

現在、令和哲学カフェは
令和哲学チャンネルにて
アーカイブが1週間視聴可能になります。
ぜひお友達にもご紹介ください。

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