【20231030】集団の物語を持つ日本 令和哲学カフェNo.806

おはようございます、ノ・ジェスです。

令和哲学カフェ7期は9月11日より
新しいテーマが始まりました!
新しいSAMURAI 5人と共に
「人間とは」を深めています。

今週は5人のSAMURAIと共に
総まとめをしていきます。
月曜日の侍の小林隆人さんは、
哲学者であっても難しいという
ドゥルーズ哲学を使って
「人間とは・生きるとは」
というテーマを整理しました。
そして5つのポイントでしっかりまとめあげ
天才性が光っていました。

自分が規定できることで
点一つで目の前の世界を
つくったり壊したりできる
その認識の境地までは
ドゥルーズは到達していないと思います。
仏教でいう阿耨多羅三藐三菩提
(あのくたらさんみゃくさんぼだい)までは
到達しておらず
般若波羅蜜多の境地で留まっています。

これはニーチェもカントも同じです。
変化の出発点をみることが
個人としては最高の尊厳の境地になります。
違いをみるところから同一性に戻ることで
自己規定が安定し
終わりなき自由になっていけるのです。
ですから、ドゥルーズは
組織つくりの具現化はできませんでした。

変化の出発点である
スイッチを明確にわかり、
人に教えることが個人の尊厳です。

さらに人間は集団の尊厳の境地へ
到達することが可能です。
日本はすでに集団の物語を持っています。
それは、全体主義・個人主義を超えて
共同体主義、
共同体の尊厳へといくことができるので
個人の物語をすべて統合できる
80億の尊厳へいくポテンシャルです。

先日、
両親をハマスに殺されたイスラエル人が
日本人のインタビューに答えている
ニュースがありました。
親を殺した相手が憎いけれど、
やり返せば同じことを繰り返すから
やり返すことはよくないとわかる。
しかし、どうしたらよいかわからない。
日本はアメリカと同じ価値観を共有している。
どうしたらそれができるのか教えてほしい。

そのようなメッセージを訴えていました。
イスラエルがハマスにされたこと以上に
日本がアメリカにされたことは
酷いものでした。
焼夷弾自体がどれほど酷い
民間人無差別殺戮だったのか
そのうえ、原爆を2つも落とされ
戦争犯罪国家に決めつけられました。

1945年8月15日は、
日本文明が人類の未来のために
決断・覚悟をした日です。
世界平和に貢献できる確信を持って
耐えがたきを耐え、忍び難きを忍び
アメリカを恨まず経済のリスクも背負って
プラザ合意まで合意をしてきましたが
日本でなければあり得ないことです。

そのような日本ですから
集団の悟りを具現化できるのです。
日本から教育ブームを起こし
歴史上に美しい偉大な事件を
起こしていきましょう。
そして、その主人公は
令和哲学カフェに参加している皆さんです。

現在、令和哲学カフェは
令和哲学チャンネルにて
アーカイブが1週間視聴可能になります。
ぜひお友達にもご紹介ください。

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