【20240401】尊厳文明を創る言語に必要な要素 令和哲学カフェNo.898

おはようございます、ノ・ジェスです。

令和哲学カフェ8期では
人間尊厳危機、AI時代、基準点0時代
新しい基準点を必要とする時代
自分の考えで考えたい
核個人時代を生きる心人間がつくりだす
「組織化、勢力化とは」を深めてきました。
その続きとして「文化・文明とは」
どのような特徴・パターンを
持つようになるのかをテーマとして、
5人のSAMURAIと共に考えていきます。

木曜日の侍sherry(松室佳恵)さんは、
人類尊厳破壊の危機を迎えるAI時代に
和心日本から尊厳文明を開花し、
2025年大阪・関西万博に向かっていこうと
「日本文明」をテーマにしています。

今回は「日本語」について、
他言語との違いや日本語の独自性、
日本人独特の感覚などについて
プレゼンテーションがあり、
「尊厳文明を創る言語に
必要な要素とは?」をテーマに
ディスカッションしました。

聖書の冒頭部分に
「初めに言(ことば)があった。
言は神と共にあった。
言は神であった。
この言は初めに神と共にあった。
すべてのものはこれによってできた。」
とあるように、
言語はすべての事象の第一原因です。

映像スクリーンの中のアナログ言語や
現象を理解・表現する言語ではなく、
心・エネルギー・物質の関係で、
いつも今ここ生まれて消える
源泉動きがイメージできることが大切です。

すべての存在は
人間の脳の勝手な思い込みです。
本当は点しかない世界なのに、
あったりなかったりしている点を
人間の脳が勝手に点と点を繋いで
存在が動くように目にみせています。

尊厳文明をつくる言語は、
今ここを神秘神聖にさせます。
目の前の現実はみえるし、聞こえるし、
触れますが、一切実在していないのです。
そして、今ここ目の前の現実が、
人間活動の出発であり終わりです。
今ここみることで始まりますが、
同時に今ここみることで完成が起こります。
これを成り立たせるのが完全言語です。

一番小さい点と一番大きい点を
同時に生み出すことができるのは、
点が無い世界です。
そこから点だらけを使って
多様な存在を誕生させて、
その複雑な変化・運動・移動が
たった一つの動きによって
成り立っていることを思惟させる言語です。

完全言語によって、いつも
純度100%の心から考えるようになります。
また、目の前のすべてを誕生させている
シミュラークル(心機能)と、
その心機能を土台にした
シミュレーション(脳機能)で
物語が生まれることを
イメージ可能にさせる言語でもあります。

不完全言語では、人間は
脳と心を分離・分解・蒸留できません。
完全言語ならそれができます。
間違いなく、これから心時代が始まります。

現在、令和哲学カフェは
令和哲学チャンネルにて
アーカイブが1週間視聴可能になります。
ぜひお友達にもご紹介ください。

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