【20241019】「知っているとはどういう意味なのか」 ノジェ水曜日vol.119より

おはようございます、ノ・ジェスです。

水曜日12:30~13:00に
X(旧Twitter)のスペース上で不定期に
【ノジェ水曜日1230】を配信しています。

今の時代状況は
地球温暖化・気候変動の問題や、
戦争・イデオロギーの衝突、
更にはAI・ChatGPTの進化による
人間尊厳の危機が迫っています。
ノジェ水曜日1230では、
これら物質文明の末期がん現象を一掃させ、
面白きこともなき世を面白く、
いつもすっきりわくわく人間大好き、
自分大好きの人生を作りましょう
という気持ちで開催しております。

本日のテーマは
「知っているとはどういう意味なのか」
についてお話します。

人は、「人間とは」「自分とは」
「この現実とは何なのか」を知りたいのに
「知ることがどういうことか」がわかりません。
ベーコンの経験論、デカルトの合理論でも
不可知論、懐疑論という限界があります。
解決したのはカントの観念論です。

しかし西洋哲学の「知っている世界」は、
nTechからみるとPUスクリーン感覚の、
映像スクリーンの中に
とどまっていると言えます。
カントは時空間の中に現れるものが有、
有だけを勉強することを真理としました。
時空間につかまらないものは物自体として
人間が語れない世界だったのです。

nTechでは知っている世界を泡で表現します。
知らない世界は
スクリーンの外・ビールそのもので、
人間の脳ではイメージ不可能・
認識不可能・感じること不可能です。
知っている世界は
生死があるのが当たり前の世界です。
スクリーンの外は始まり終わり、有無もない、
生死もありません。
nTechではビールと泡の関係を
不二一元論で語ります。

目の前の現実は何も変わっていないのに
すべてが変わっていることが認識できること。
それは、知っている世界から
自由になれるかどうかです。AI時代に
人間の知に対するパラダイムが大きく変わり、
イメージできない、認識できないことは
「すごすぎるから」できないとなります。
凄すぎる心の世界はビール、
純度100%心と言います。

何かを知りたい時に自分は人間だ、
生きている、男だ女だ、という
知っていることをオールゼロ化しないと
完全知に到達できません。
観念知識は情報知識の大爆発時代なので、
次々に古い知識になってしまい使えません。
知っていることが一つもないことが
わかった状態からこの現実が
どういう仕組みで成り立っているのか、
整理整頓が起きるようになります。

知ることは人間にとって重要で、
知るだけで人間完成、人間卒業です。
知らないから霊魂が傷だらけで、
自分・人間が何なのか、生きること・現実が
何なのか知りたいのに
知ることができないので
人間がまだ始まっていません。

知の定義がわからないので
人工知能の時代に人間はどうすればいいのか
誰も答えを出せない状態です。
人工知能が大活躍する時代に
AIが絶対知ることができないことを
人間が当たり前のように知ることで
突破口を拓くことができると思います。

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