【20241020】諦め不可能な夢~愛と非暴力で世界平和~ 令和哲学カフェNo.948

おはようございます、ノ・ジェスです。

毎週金曜日に開催される
令和哲学カフェは、第4ラウンドとなり
ニーチェ、キング牧師、ナポレオン・ヒル、
孔子の「諦め不可能な夢」について考え、
令和哲学nTechからみた
メタ4の観点から深めていきます。

第2回目は塚崎真美さんより
キング牧師(マーティン・ルーサー・
キング・ジュニア)について
プレゼンテーションがありました。
キング牧師は1929年に
牧師の息子として生まれ、6歳の頃に
初めて黒人への差別を体験しました。
その後、大学に進学し、
神学校で学んだ際に出会った
ガンディーの思想を中心軸として、
「愛と非暴力こそが世の中を変える」と信じ、
アメリカにおける人種差別撤廃を求める
非暴力運動に人生を捧げました。

バス・ボイコット事件をはじめとする
様々な非暴力運動を行い、
公民権運動の功績が評価され、
ノーベル平和賞が授与されました。
その後、1965年に
「公民権法」が制定されるなど、
彼は人種差別撤廃のために
命を懸けて活動しました。
39歳で暗殺されてしまいましたが、
彼の功績は今も受け継がれ、
11月の第3月曜日は
「キング牧師の日(キングホリデー)」として
国民の祝日とされています。

また、2009年には、
初のアフリカ系アメリカ人である
バラク・オバマ氏がアメリカ合衆国の
大統領に就任しました。その実現の背景には、
日本が1919年に国際会議で
世界初の人種差別撤廃提案を訴えたことや、
白人至上主義に対して戦った結果、
有色人種の社会的地位が向上したことなど、
日本の貢献があったことを
忘れてはならないと思います。

そこから今回は
「暴力なしで世界平和は可能なのか」
をテーマにディスカッションしました。

黒人・白人・有色人種の
境界線がある時点で暴力であり、
暴力の反対は非暴力ではなく
境界線をひとつも残さずゼロ化できる
言語の次元上昇が必要です。
アナログ言語からデジタル言語に
次元上昇が起こることによって、
観点のオールゼロ化が可能になります。

そこから不二一元論が
認識できることによって、
この現実をスクリーンの外からみる無為で、
スクリーンの中の人類全体の
方向性を決定し、暴力なしで
世界平和へと案内していくことができます。

キング牧師は、「重要なことに沈黙する時に
我々の人生は終わる」と言いました。
この時代において、
私たちは沈黙してはいけません。

カテゴリー: 未分類 パーマリンク