【20110926】一般的な「悟り」のイメージ②と③

おはようございます。
Noh Jesuです。

このメールマガジンでは、「和の産業」「悟りの産業」を実現するためのキーワードを、毎日発信しています。

一般的な悟りのイメージとして、「静寂」と「平和」のイメージがあります。これは、内面の光やエネルギーを感じる世界です。

しかし、これらも「空」や「無」と同じく、真理の「現象」の一部分に過ぎません。
人間を苦しめる原因である判断基準から自由になり、現実的な人間関係が渦巻く俗世から離れ、山の中に入れば体感しやすい世界です。

実際に悟りを得たらそれもできるのは確かですが、ほんの一部分に過ぎないのです。

また、「平安」と「幸福」というイメージも一般的に持たれる悟りに対するイメージです。具体的に表現すれば、何が起きても揺るがない、明るくて光輝く表情を持続できる状態のイメージです。

しっかりとした修行ができている方々は、日ごろから鍛錬されており、この分野で非常に優れています。
信仰生活をしっかり持ち、悪いことは考えないように祈ったり、夢の中でも信仰を続けるほどで、神秘体験や心霊を信じ込める状態です。

しかし、自分の体験を他人と確認し合うことなく、自分だけで信じ込むのであれば最高の状態を味わえますが、究極の真理からみれば、
それも脳の錯覚で体験自体を絶対視してしまう危険性をはらんでいます。

明日は仏教の観点から見た「悟り」のイメージについて考えていきましょう。

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