【20110929】一般的な「悟り」のイメージ⑤

おはようございます。
Noh Jesuです。

このメールマガジンでは、「和の産業」「悟りの産業」を実現するためのキーワードを、毎日発信しています。

一般的な悟りのイメージとして、韓国やアメリカで禅の質問への答えとしてメジャーになっている「話頭禅(わどうぜん)」のイメージがあります。

これは、真理に行きつくための質問を繰り返していき、最後の質問に答えた時に全てが明確になっていく、悟った人たちの間での質問の作り方です。
その中では、「知ってることは一つもない」、「分からないんだ」ということが最後の答えであるとしています。

この「話頭禅(わどうぜん)」の限界は、真理に行きつくためのプロセスを全部なくしてしまっており、なぜそう言い切れるのかの説明が無いままに留まっていることです。
本来は真理に生きつくための明確なプロセスがああり、十牛図の観点から観れば7段階目の状態に当たります。

論理とイメージがあればその世界も分かりやすいのですが、一般の人からすれば分かりにくい世界です。

次回は「内観」を通じた悟りのイメージについて考えていきましょう。

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