【20140310】脳の機能と観点固定の問題

おはようございます。Noh Jesuです。
このメールマガジンでは、「和の産業化」「悟りの産業化」を実現するためのキーワードを毎日発信しています。

先日から「メタ教育サービス産業が、この時代のパラドックスを解決する」というテーマで配信しています。

私たち人類はこれまで当たり前のように5感覚の脳の機能を中心に使って考え、行動してきましたが、その大前提が変わらない限り、現実の様々な問題を根本から解決し、Win-Win、All-Winの未来文明をつくることは不可能なのです。

なぜなら人間の脳の機能は、(1)部分だけをとる (2)違いだけをとる (3)過去とつなげてとる (4)有限化してとる、というクセがあります。
これは言い変えると、脳の機能自体が、(1)全体を認識できない (2)共通点を認識できない (3)今ここのありのままを認識できない (4)無限を認識できない、という不完全さを持っているということです。

それゆえに、「自分が何者なのか」「この宇宙自然はどのような仕組みで成り立 っているのか」「生きる意味、価値とは何なのか」「人間はどこから来て、どこへ行くのか」などの問いに対して明確な答えを得ることができず、「何をどのように考えれば良いのか」の思惟思考のモデル(模型)を得ることもできないまま、誰かの真似をするか、あるいは意思決定を他人に委ねるかしかない状態になっているのです。

また脳に観点が固定された状態では、この現実世界を成り立たせている客観的絶対世界が何なのかの答えもわからないので、現実世界の因果論に束縛され、無条件の心の自由を得ることは難しいでしょう。

脳に観点が固定された状態では、本当の自由意志による選択ができず、ただ条件反射レベルの選択しかできません。
特に日本人 は主義主張が苦手で、考えや感情を整理することができず、自分が何をやりたいのかさえわからないという人も多いのが現状なのです。

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