おはようございます。ノ・ジェスです。
昨日は、第42回令和哲学カフェが開催されました。
毎回多くの方に
ご参加いただきありがとうございます。
今回で「ニーチェと美学」
3日目となりました。
今の時代精神とは何でしょうか?
そして、この時代に切るべき
無駄は何なのでしょうか?
それを理解するためには
今の時代の現在地を知る必要があります。
人間の尊厳破壊という点から
歴史の流れを整理すると、
今は5段階目の
「人工知能の誕生」に入っています。
人間以上の知能を持っている存在が生まれ、
知能と意識の分離がおきているのが
今の時代の現在地です。
知能と意識の分離なく
黙々と物事を遂行する人工知能に比べ、
人間は感情があるので、
そのようにはいきませんし、
感情をコントロールすることができません。
人間の本来の主体は心ですが、
その心が何なのかわからないままに、
脳が起こす条件反射に支配され、
人間は三流機械であると
定義されるまでになっているのです。
つまり心が
脳の仕組みに負けてしまっているのです。
だから、今の時代精神は
「脳に勝利する心」といえます。
心を脳から解放させる教育革命が必要です。
そこに勝負しているのが令和哲学です。
今までの意味価値が
破壊された時に陥る虚無主義に対して、
どう生きるのかを問いかけたのが
ニーチェ哲学です。
本来の主体を取り戻した上で
どう生きるのかがニーチェ哲学の
「アモール・ファティ」なのです。
この現実社会では、実は私たちは
「共通土台ゼロ状態」です。
みんな自分の観点にはまり、
疎通が起きないのです。
だから、まずは共通土台が
持てない世界であるということを
知ることがなによりも大事です。
自分が自分の観点から出られないことを
一人一人が知ることで、
すべての無駄を一掃できるのです。
次回の令和哲学カフェは、
7/27(月)21時から開催します。
どうぞお楽しみに!