【20211112】カント哲学の弱点とは? カフェ No.350

おはようございます。ノ・ジェスです。

令和哲学カフェ第3期の第13弾
(11/8~11/17)
期間テーマ
「NO DIGNITY, NO LIFE !!」
ナビゲーター新原千春さんで
開催しています。

カントは西洋哲学の第一人者です。
カント哲学が登場してから
だいぶ時間が経ちましたが、
いまだ恒久世界平和が実現せず、
カントの語った
目的王国は達成されていません。

カント哲学が完成されていたら
恒久世界平和が完成します。
カント哲学の弱点とは何で、
何を補うことでカント哲学を
完成させられるのでしょうか?
カントのいう美学を実践する人たちでつくる、
令和哲学の英雄産業を
つくれなかったのはなぜでしょうか。

令和哲学では絶対世界も相対世界も
源泉動きでみるので分離が起きませんが、
カントは絶対世界である「物自体」と
現実である「認識形式」がどうつながるか、
結び方の説明が出来ませんでした。

令和哲学なら源泉動きから現実までの
結び方のルールが詳細にあるのですが、
カントは語り切れませんでした。
イメージ不可能な世界を
現実で使うことを諦めていたかもしれません。

そして実践理性で現実で
人間完成できないから、
霊魂不滅が、神が必要だと言いました。
結果的に「源泉動きだけがある」
に集約できずにわびさびがないので、
生死がない、錯覚だ、と言い切れず、
生老病死は制圧できませんでした。

そのため出発もプロセスも共有できずに、
目的だけが共有できる世界平和だったので
弱すぎました。
出発も原因も過程も結果も
共有できなければ、組織も続きませんし、
人間規定ができません。

源泉動きだけがある、となれば、
人間も源泉動きそのもの、
不動の心がうまれて、神人合一、
宗教の神より9000兆倍すごすぎる、
と全部に整理が起きて、
自分の中にあふれ出す、
マグマの爆発が起きるはずなのです。

カント哲学では自然世界の決定論、
人間世界の自由意志論、
つまりデジタルとアナログの関係性を
どう融合するかの説明がないから
一般の人はついていけず、
カントときけば
「絶対ルールを守らなければならない」
と苦しくなってしまいます。
ただあの時代に哲学をすべて整理して、
物質の宇宙を完璧に制圧する認識自体を
語っているのはすごいことです。
カント個人は
ものすごい境地に行ったと思います。

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