【20230311】中国の洋務運動と日本の明治維新 令和哲学カフェ No.658

おはようございます、ノ・ジェスです。

令和哲学カフェ6期は
「大和魂から希望の花が咲く令和魂へ
生きることと見つけたり!
明治維新~令和154年間を解き明かす!」
という新テーマで
21世紀侍の5人と共に
日本の近代歴史を紐解きながら
お届けしています。

新シリーズでは、5人の侍が15年単位で
明治維新からの154年間を紐解きます。
3月17日までは
明治維新から1945年8月15日までの
集団武士道の男性性の77年間、
その後5月5日まで
1945年以降の女性性武士道の
77年を取り上げていきます。

火曜日は塩見典子さんの担当で
男性性武士道の1883年から
1897年を深めました。

今回は中国の洋務運動と
日本の明治維新について
ディスカッションしていきました。
洋務運動の基本精神は「中体西用」といい、
基本的には中国の体制はそのままにして、
技術だけを西洋から導入することで、
ヨーロッパの産業技術を
積極的に取り入れるというものです。しかし、
根本的な富国強兵に繋がりませんでした。

この洋務運動と
明治維新の違いとは何でしょうか?
西洋は概念知識中心であり、
東洋は経験知識中心です。
科学精神、哲学精神を政治、経済、文化、
価値観にまで取り入れることで
近代革命を起こしました。
アヘン戦争によって西洋が有利になったのは
経験知識ではなく
概念知識があったからでしょう。

そして、なぜ日本は
近代化に成功したのかといえば、
300藩に分かれていたため、王を中心として
団結しやすい海があったためです。
その状態から中央集権を
幕府ではなく、天皇制に移動させることで、
さらに大きな雪だるまの核を
つくりやすくなりました。
また、土台に武士道があり、
決断と覚悟が当たり前の生き方だったのです。

日本は近代化に大成功したモデルとなり、
西洋の近代化を超えることができました。
それが日本の力なのです。
さらに、令和維新は生活感覚にとどまらず、
学問体系化して教育文化を
明確に変えることができるようになります。
明治維新を超える令和維新を起こし、
日本人みんなが目覚めていく
心時代を共につくっていきましょう。

現在、令和哲学カフェは
令和哲学チャンネルにて
アーカイブが1週間視聴可能になります。
ぜひお友達にもご紹介ください。

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