【20230724】理想の国家団結に必要な要素とは 令和哲学カフェNo.751

おはようございます、ノ・ジェスです。

令和哲学カフェは4年目・7期に突入し
「日韓関係のアモール・ファティ!
日韓兄弟国家宣言でワンワールドになる」
を掲げ、デジタル認識技術による
日韓兄弟国家、
教育ビジョン同盟プロジェクト
をテーマに開催していきます。

木曜日は堀江直樹さんのリードで、
高麗時代918~1392年の歴史を
整理しています。
今回は後三国時代の後の
高麗建国について深めました。

高麗は、易姓革命で王建が
後高句麗王の弓裔(キュウエイ)を
追放したてた国です。
王建は政権を安定させるために
各地の豪族と婚姻関係を結び、
地方をおさめさせていましたが、
29人もの妃がいたことで
後継者争いも複雑を極めたようです。
そこから「理想の国家団結に必要な要素とは」
というテーマでディスカッションしました。

高麗の誕生を
新羅の滅亡と関連付けて考えてみると
新羅は身分制度も厳しく、
後継者の育成に失敗していたことが
理想国家の団結の失敗に繋がったと思います。

新羅統一後も
地方を統率できていなかったので
高句麗や百済の移民を
再団結させてしまいました。
さらに農作物の不作時に
堕落した仏教僧たちが農地を搾取して、
人民たちの不平不満が大きくなりました。
その中で神話のような噂が立ち、
救世主のような将軍が百済や高句麗に現れて
団結が起こり新羅の滅亡に繋がりました。

統一新羅は千年王国という 
長い統治期間、外に勢力を伸ばすことをせず、
新しいビジョンに向かって
集中させる力がありませんでした。
それに比べると
高麗は妻を29人までつくって
地方まで国家を燃え上がらせる
雰囲気があったとみえます。

ここから言えるのは
皆が燃え上がれる問題意識と
明確なビジョンが必要であり、
今の組織づくりでも
Mission・Vision・Valueは大変重要です。
現在はAIが登場し、
人間が経験したことのない
変化が起きていますが
危機として受け取って活用、応用しないのは
もったいないことです。

今ここ目でみている状態では
AI時代を突破できません。
今がいかに危機であるか、
人間活動の出発に問題があることを認め、
ニーズの開発・開拓が必要です。
体の目でみて脳に支配され、
脳の戦争ゲームをやる場合ではありません。
何も問題と感じないことが
恥であると皆が分かった時に
どこから私たちが変わるべきなのか先導する、
ビフォアサービスが必要です。

脳を使わず
心を使うことがどういう世界なのか、
先に令和哲学を学んで準備する人たちが
AI時代をリードしていくことは
間違いありません。

現在、令和哲学カフェは
令和哲学チャンネルにて
アーカイブが1週間視聴可能になります。
ぜひお友達にもご紹介ください。

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