【20180214】介護問題を解決する糸口とは?

おはようございます。ノ・ジェスです。

本日も、心が痛まない社会を創る
リーダーを応援するメッセージを発信しています。

■認識技術とは?

科学技術の
宇宙自然の理解方式・認識方式が、
部分の変化を正確にDefineし、
それらを統合して全体を理解しようとする
還元論的理解方式・認識方式であるならば、

認識技術の
宇宙自然の理解方式・認識方式は、
世界の根源、宇宙の根源である
1パターンの動きを正確にDefineし、
それと部分の変化をつなげて
全体を一発で理解・説明できる
全体論的理解方式・認識方式です。

■■コラム 介護問題を解決する糸口とは?

高齢化と核家族化が進む中、
社会全体の課題となっているのが
「介護問題」であり、その中でも
在宅介護をされている世帯は多いです。

さらに2013年の国民生活基礎調査によると
在宅介護をしている世帯の
半数以上に当たる51.2%が
高齢者同士による
「老老介護」状態にあるそうで、
この問題はより一層深刻になってきています。

介護する側は
肉体的な労力を使うだけではなく、
精神的な負担もあり、
なかには、そのストレスが被介護者への
暴言や暴力に結びつく恐れもあります。

一緒に介護をしてくれる人や
相談相手がいなかったりすると、
身心の負担は大きくなり、
疲れが蓄積してうつ病になってしまう人もいます。

施設や公的な支援サービスを受けようにも
施設不足の問題や経済的な問題により
なかなかそれに頼ることができず、
ひとりで頑張らざるを得ない人が増えています。

では、
このような介護の問題を
解決するための糸口はあるのでしょうか?

人間には無意識に決めつけている
自己アイデンティティがあります。

「介護」そのものは
人を助け、守ることができる素晴らしい行為です。

愛がなければ
到底できることではありませんし、
人間の素晴らしさの現れでもあると思います。

しかし、現実的には
一部の人に負担が偏ってしまったり、
長期にわたるストレスなどから
「介護は大変で辛いもの」
「大変で辛い介護をする私」
という固定したイメージや
自己アイデンティティが育ちやすくなります。

「どんな自分になって何をするのか?」
アイデンティティの設定はとても大事です。

とは言え、無理やりポジティブな
自己アイデンティティを設定すればよい
というわけではありません。

そもそもそんな気分にはなれないでしょうし、
仮になれたとしても、
そのやる気は一時のもので持続的な進化は起きません。

実はこの自己アイデンティティには
人間共通の本質的な限界が隠れています。

「この体の範囲が私」という
有限のアイデンティティを初期設定しているところです。

アイデンティティは大きく分けて2種類あります。

境界線を引いた有限のアイデンティティと
境界線のない無限のアイデンティティです。

人間は境界線を引いて「私」の範囲を限定させます。

これは必ず、最後には
「個人の限界」に辿りつき、
この問題を本質的に解決することは
できないという意味でもあります。

本当の自分は
境界線のない無限の可能性そのもの、
決めつけることができない
無限のアイデンティティです。

根本からアイデンティティを変化させて
現実の結果を変えるためには、
観点を次元上昇させて
有限のアイデンティティを
一旦オールゼロ化し、人間性能を
バージョンアップさせる必要があるのです。

宇宙の初期設定を知り
「人間とは何か」が明確にわかること。

真実の無限のアイデンティティである
本当の自分に出会うことです。

そうなれば、介護のあり方や
そこから創られる
現実の結果も大きく変わってくるはずです。

本日も読んでくださり
ありがとうございました。

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