【20110428】「知の不完全性」から「無知の完全性」へ

 

おはようございます。
Noh Jesuです。

このメールマガジンでは、「和の産業」「悟りの産業」を実現するためのキーワードを、毎日発信しています。

この度の大震災、一日も早い日本の復興を、心よりお祈り申し上げます。

今までのような学術的探求方法に、一体どんな本質的限界があるから、存在の秘密を知ることができず、本質的問題が解決できないのでしょうか?

それは、学問の探求方法の中で、認識主体の観察行為がどういうものなのか、それが明確になっていない上に、その観察行為が観察対象にどんな影響を与えているのか、どんな関係性を持つのかに対して、一つの研究もなされてないまま、学問探求が進んでいるからなのです。

この「知の不完全性」に問題提起が無いまま、創り上げられたのが現代の資本主義社会であり、そのベースで活動しているのが、今までの企業活動です。

その結果、個人それぞれが、人生の「創造主」では無く「被造物」としてのアイデンティティが根深く、何かに支配されている奴隷意識が常に付きまといます。

結果、現代の資本主義社会においては「隣の人よりもっと」と消費を煽動され続け、共同体としての意識は薄れ、より個人戦いにはまり込んで行くのです。

このように支配され続ける認識、教育、政治、経済、文化を私たちはいつまで続けるのでしょうか。

 

 

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